041 ひらけ、ごま!

ある日の夜、めずらしく姉に電話をしました。

仲が悪いわけではないけれど、メールも電話も

用事がない限りしない、わたしたち。

話題はもちろん、家探しのこと。

東京のとなりの県にマイホームをかまえた姉に

なにか助言をもらおうと思ったのです。

 

「とりあえず通勤に便利なところがいいで」

「東京じゃなくてもいいんちゃう」

 

そうか、渋谷(職場)にアクセスがよければ

たとえば横浜方面もありなんだ。

 

と、アドバイスはそれくらいで、世間話へ突入。

「中央線沿線が好きやねんやんかー」

アーユルヴェーダの勉強しててなー」

電話をきってからも、おしゃべりで火がついた

勢いはとまらない。

賃貸サイトをエンドレスで眺めはじめます。

 

 そのとき、記憶をかすめたのが

とあるシェアハウスのこと。

アーユルヴェーダ関連のブログを漁っていたときに

そのブロガーのかたが住んでいらしたお家を

ふと思い出したのです。

 

ブログを再び見つけ、そこからさらに検索、

不動産屋のページにたどり着きました。

 

 そこには「6月 空室予定」の文字が!

 

4月でなく、6月。

不本意にねじ曲げられたわたしのスケジュールが

この瞬間、ポン!と音をたてて弾けました。

 

そっか、これだ!!

 

気づけば深夜でしたが、一刻も早く!と

サイトから問い合わせをしたのでした。

 

 

 

 

広告を非表示にする

040 ロケハン

月に一度の東京行きには

もう1つ大切なミッションがありました。

 

住む街をリサーチすること。

(あえて町じゃなく街といいたい。だって東京だもの)

これが思いの外大変だったのです。なぜか。

 

そもそも、東京の街を知らないから

ざっくりアタリをつける、ってことができない。

よく行くライブハウスの最寄り駅しかわからない。

 

好きなライブハウスは、もれなく中央線沿い。

渋谷に行きやすいところがいいな。。。

そうすると、中央線の南側をはしる

京王井の頭線はどうだろう。

荻窪の雰囲気が好きだから、まっすぐ南下して

浜田山、かあ。

まあ、なんかイマイチな名前だけど、いっか。

 

浜田山がいわゆる「ええとこ」で

自分には住めなさそうなことを知ったのは

それからすぐのことでした。

イマイチとか言ってすいません。

 

自分の住んでるとこは山田とかいう名前なのに

イマイチとか言って、ほんとすいません。

 

中央線には高円寺、阿佐ヶ谷、

住みやすそうで楽しそうな街がたくさん。

家探しにいよいよ本腰を入れようとした、その矢先に

思いもしない急展開が訪れました。

 

 

 

 

 

 

広告を非表示にする

039 休息ってなんだろう

月に一度の東京詣を楽しむごとに

アーユルヴェーダ熱は深まっていきました。

 

なかでも、とても驚いた教えがありました。

「人にとっての“休息”は『睡眠』と『瞑想』の

2種類しかない。それ以外はどのようなことを

しても休息にはなり得ない」

 

…違和感しかないよ!違和感!!

だってわたしのこのころの日常といえば、

週末はどちらか1日しか外出せず(できず)

1日は家でゴロンとなりながら撮りためた

ドラマなど観て、文字通り「からだを休めて」

いたのですからね。

 

それをバッサリ、意味がない、と。。。

oh.....。

でも、はあ、言われてみればわたしは全く

元気ではないのであって。

この説、正しいのかもしれない。

そう思いを新たにしたのでした。

 

 

 

038 鎌倉の海

はじめての江ノ電にうっとりしたのもつかの間

ハッと我にかえり、電車をおりました。

 

やっぱり歩いてみたいじゃない、海沿いを。

おのぼりさんらしく。

 

2月末の午前中、にしてはあたたかい日でした。

ダウンコートを片手に持って、砂浜を歩きます。

 

海、いいなぁ。

こころがスーッとおちついて。

砂の色は黒っぽくて、わたしのイメージする

白い砂の海とはちょっと違ってたけど、

ふと思いたって海に行く、なんてことが

生活のなかにあるなんていいじゃない!

 

気がすむまで歩いて、また江ノ電に。

藤沢について、リトル・トリップは終了。

 海へのあこがれに目覚めてしまいました。

 

広告を非表示にする

037 おのぼりさん

金曜日の昼まで仕事に行き、

新幹線と電車を乗り継いで鎌倉駅まで。

 

小町通りを散策し、鶴岡八幡宮に参拝。

たくさんある鎌倉彫りのお店のなかに

一軒だけとても気にいった店がありました。、

シンプルだけど、アーティスティック。

こんなものが似合う暮らしをしたいものだな。

 

お寿司を食べたら、いざ、ライブ。

ダフネは落ち着いた雰囲気のライブハウスで、

演奏もとてもよかった。

 

ライブがおわり、グリーングラスにチェックイン。

玄関で靴をぬぎ、部屋番号のついたくつばこにいれる。

これがペンションの感じ?

(違うかもしれない。。。)

 

 

翌朝、一階におりて、朝ごはんを食べながら

スタッフのかたとお話をした。

(わたしは元来、バリバリの人見知りだが

時々、人懐こいときがあるのだ)

色々あって、東京にこようと思っていること。

あまり土地勘がないけど、中央線が好きなので

その辺に住みたいと思っていること。

生まれて初めて鎌倉に来たこと。

これから江ノ電に乗ること(笑)

 

ペンションを出て、始発から乗る!と

鎌倉駅まで散歩。

 

江ノ電、ちいさい!レトロな感じ。

発車前から窓際にはりつく。

 

がたんごとん。

 

うおおぉ江ノ島みえてきたぁ!

サザンの歌のとおりやん!

(サザンの名曲群および、映画『稲村ジェーン』の

サントラこそが、わたしが鎌倉に対して抱いている

イメージの全てなのです)

 

えー!サーファーいてるやん!

2月やのに?さむない??

(なんなら、生まれて初めてサーファーをみたよ)

 

とまあ、完全なるおのぼりさんとして

車窓をみつめつづけたあと

はっと我にかえり、あわてて電車をおりました。

 

広告を非表示にする

036 初の鎌倉へ

アーユルヴェーダの講座は、月末の土曜の夕方。

大阪からは日帰りできなくもないスケジュールです。

 

でもね、せっかく遠くまで来るのだから

なにかライブを聴きにいきたい。

しらべたら、ありました。鎌倉のダフネというお店で

大好きな人たちが出るジャズのライブが!

 

じゃあ、初の鎌倉泊ってことで、ホテルをとろうと

ネットで検索。

 

うーん、いいのが全然ないぞ。

もちろん高くて良いホテルはあるのですけど

なんというか“ちょうどいい”のがない。

 

たかがネットの画面上の話だと思うでしょう?

されど。やはりなにか感じるものがあるのです。

それは道すがら、なんとなくお初の飲食店の

店構えであたりをつけるあの感覚とまったく同じで。

 

ようやく見つけたのが、グリーングラスという

名前のペンションでした。

江ノ電で、鎌倉からひと駅のところ。

 

ペンションとホテルのはっきりした違いは

よくわからないけれど、パソコンの画面から

感じられるなにかに、わたしは反応したのでした。

 

広告を非表示にする

035 アーユルヴェーダ講座

東京行きがずれ込んでゲンナリ、の日々でしたが

蓮村誠先生のアーユルヴェーダ講座、全10回が

1月から月イチで始まっていました。

 

イントロダクションとしてお話しされた中で

とても印象的だった話をひとつ。

 

わたしたちはいま、「カリ・ユガ」とよばれる

世界に生きているのだそうです。

 

ユガ、というのは『時代』みたいな意味で、

4つのユガのサイクルがあるのですが

ひとつひとつが超〜長いのです。

ウン十万年、ウン百万年。

 

ちなみに4つのユガのうち、カリ・ユガは

もっとも調和に欠け、病や争い、貧富の差に

溢れた世界だといわれています。

この次の時代はクリタ・ユガとよばれ

完全な調和にみちた世界なのだそうです。

 

そして、いまはカリ・ユガの末期なので

来るべきクリタ・ユガを迎えるにあたって

自分自身を整えていきましょうね、という

お話でした。

 

ヒンズー教、時間の単位が壮大すぎるね…

 

安心してください!シンプルなお話もありました。

 

ひとはなぜ生きるのか。生命の本質とはなにか。

『生命の本質とは、成長することである』。

では、成長とはなにか。

成長とは『幸福を拡大していくこと』。

アーユルヴェーダには、ひとが幸せに生きて

いくために役にたつたくさんの智慧があるので、

正しい知識をもち、実践(大切!)することで

幸福を拡大しましょうね、ということです。

 

ここから、10ヶ月の学びがはじまりました。