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025 ダルマをさぐる 〜わたしの場合〜

蓮村誠先生の講座でおこなわれた

自分のダルマをさぐるワーク。

 

子供の頃に特別に惹かれ憧れたものごとを思い出し

その理由を考えてみる、というものです。

 

せっかくなので、わたしの話を。

 

幼少、というほど幼くはなかったかもしれませんが

強烈な印象を残している体験があります。

 

それはテレビで、番組の舞台は四国でした。

茶色っぽい部屋に、男性がひとり。

木の板のようなものの上で、薄茶色の物体を

黙々と、力強くこねています。

部屋のなかはとても寒いようです。

熱をおびた職人のからだ。

白い息と、シュッシュッと手元で響く音。

 

水をかけながら、ひたすら塊をこねる。

何かを感じ取り、ふっと、その手が止まる。

塊を布の袋におさめ、重石をかける。

一夜明けて、また、同じことを繰り返す。

 

『和三盆』の製造工程です。

粗糖に水を加えてこね、重石をして糖蜜を抜く。

それをただただ繰り返す職人の姿に

わたしのこころは釘付けになったのでした。

 

この体験は、どんな意味をもっているのか。

大人になった、今の感覚でそれを振り返ると

当時は分からなかった、あることに気がつきました。