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045 鍵のない部屋

シェアハウスの部屋に、カギがない?!
シェアハウスは盗難が多いと聞いたことがあるぞ。
っていうかそもそも、シェアハウスで大丈夫なの?
協調性そんなないやん?掃除苦手やん?
そこそこ隠せてるけどほんまは人見知りやん?
あこがれてるのはわかるけど、これ無理ちゃうの?

俄然、疑念と不安が胸の内をしめたその時。
部屋の空気?に気がつきました。
独特の、場の空気感。

瞬間、わたしのその疑いのこころは
シュワシュワシュワ、、、と溶けはじめました。
紅茶に落とした角砂糖みたいに、無抵抗に。

ああ、ここはシェアハウスなんだろうけど
たぶん、よそとはなんか違うんだ。
よくもわるくも普通じゃないんだ。
でもここでは、これが、自然なことなんだ。

なんの根拠もないのに、説得力にみちた、
ふしぎな空気感。
こういうときは、理屈じゃない。

わたしはここに住む!と心に決めました。

内覧後のアンケートを書いている時、
大家さんが言いました。

「住んでみたいと思った?」

もちろんです!と答えたら、間髪いれずに

「じゃあ、応募書類を出してもらうことになるから」

…え?

「希望者が何人かいるのね。志望理由とかを書いてもらって、選考するのよ」


まじか。。。競争社会や。。。。

 

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