056 四つの柱 その3 ハートオブヨガ つづき

ハートオブヨガのティーチャートレーニングは
TTを受けること自体が初体験のわたしにさえ、
とても型破りな印象を残しました。

まず、先生が驚くほどフランクだったのです。

フランク、とざっくり言ってみましたが
それはつまり、一切の権威づけというものを
排除していたということです。
この学びの場を、
先生・生徒といった立場を問わない
他者への信頼と尊敬に基づく行動のみで
組み上げたということです。

これを理解したとき、わたしは震えました。


それだけではありません。

ハートオブヨガでおこなう基本のレッスンは
シンプルなハタヨガ・呼吸法・瞑想です。
誤解を恐れずに言えば、何の変哲もない普通のヨガです。

だけど、ハートオブヨガは
普通のヨガではありませんでした。


グループレッスンという、指導の形態。
スタジオに来てヨガをやる、という習慣。
差別化のための、さまざまな付加価値。

現代のヨガが避けがたく内包している
『マネタイズの仕掛けの数々』。

あるいは、生徒たちの
『日常生活の慌ただしさに追われて
自分の変化を諦めかけてしまう気持ち』。

それらと、いたずらに衝突することなく、
かといって力なく服従することもなく、
身をかわし、かいくぐり、ときに踏み越え、
ヨガの力強く頼もしい恩恵を、
それを心の底から必要としている人に、
いかに手渡していくのか。

とても抽象的ないいかたになりますが、
ハートオブヨガはそういったことに
真正面から挑んでいるように思いました。


フンワリした名前だけど、硬派だったぜ。