058 四つの柱 その4 言葉と心理技術で病気をやめる

2016年の夏。
脱ステまっさかりで仕事もままならず
経済面でも不安定な状況になり、
東京暮らしを諦めようかと思い始めた頃。
まるで『東京での学びのしめくくり』と
いえるような出会いがありました。

きっかけは、ヤフーニュースか何かのリンク。
「自分の人生を生きていないとき、人は病気になる」

そのリンク先にあったのは、NLPなどを
ベースに作り上げたオリジナルの手法で
様々な病気を治す(正しくは、病気でいる
ことをやめさせる)という活動をされている
梯谷幸司(はしがいこうじ)さんという方の
インタビュー記事でした。

そこに書かれていた内容は、たとえば

「病気は自己表現のひとつ。
表現できなかった様々な感情や思いが、
病気という形で現れている。
その人なりの『病気になる理由』があるだけ。
その理由を解消すれば、病気は終わる」
というようなことです。

「病は気から」といえば「まあそうね」となるけど
「脳の働き方のクセを直せば、ガンも難病も簡単に
やめられる」といわれたら
「おい待てぃ!」となるのは人情というもの。

ですが、心(性格や考え方のクセ)と身体との
関係を自分自身の様々な体験で学んだわたしには、
深く頷く要素がある内容でした。

そこで、もう少しこの先生の取り組みについて
知りたいなぁと思い、無料のウェブセミナーを
受講しました。
これは有料講座のプロモーション目的として
行われているものですが、考え方を学ぶには
ほどよい情報量だったので、何度か参加しました。
その後、メインの有料講座(数ヶ月間にわたる
実技込みのトレーニング)ではなく、理論に
フォーカスされた単日の講座を受けました。


「自分で作った病気は自分でやめられる」
梯谷先生の提唱するこの持論は、ともすれば、
単なる“自己責任論”のようにも受け取れます。
特に病気の当事者やその身近な人にとっては、
心が痛む言葉でしょう。

その痛みの向こう側に拡がる光景を
わたしは幸運にも少しばかり覗くことができました。